〔065〕三草山 (424m)

2006年06月17日


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兵庫県加東市
登山口
自分では忘れていたが今回で4回目の三草山のようである。いつもと同じ昭和池の堰堤下にある三草登山口から登り始め、鹿野コースから昭和池に回っている間に昭和池でのジェットスキー走航が始まっている時間になるはず。ジェット仲間が居れば乗って帰りたいが水着を持ってくるのを忘れてしまった。
Road Map :社町からデカンショ街道の国道372号線に入る。道路途中には三草山の表示有り。
Route Map'05年の1月に歩いた時と丁度、逆周りの三草コース〜鹿野コース〜昭和池とする。
今日は比較的見通しの良い方であり、六甲山、雄岡山、雌岡山までは見えるが、明石海峡、淡路島までは見えなかった。
二つ目のピークから縦走尾根を見る。
標高差:320m

三草山は標高424m、寿永3年(1184年)源義経が三草山西の山口に陣取る平資盛(たいらのすけもり)を夜襲した「三草山合戦」で有名な山です。現在は東側から、畑コース・鹿野コース・三草コースと3ヶ所の登山道がつき、年間を通じて月例登山も行われています。山頂には京都北野天満宮から勧請した三草神社が建てられ、明石海峡大橋や淡路島を一望出来ます。(三草登山口標識より)

かつてはトライアル練習場として賑わっていた登山口裏の岩壁であるが、数曽寺谷別荘地からの騒音苦情でここでの走行は禁止になった様だ。
最近は誰も来ていない。

三草登山口の駐車場には先行車が2台のみ。
東屋で靴を履き替えて8時40分に歩き始める。
分岐点から登って行くと後に昭和池が見え出す。
ジェットスキーの走航は10時からなので、まだ静かな湖面である。
昭和池も随分下に見える様になってきた。昭和池は農業用水池であり、田植えが始まるとどんどん水を抜かれて水位が下がってしまう。
既に満水状態から水位が下がっている様だ。
ここまで歩いて来た尾根を振り返る。
この展望の良さが三草山の良いところだ。
アセビに似た”ネジキ”の花が咲いていた。この花は小高御位山には沢山咲いているが三草山ではあまり見かけない。
又、山頂と思って登って来た4つ目のピーク。
三草山へは小さく鞍部に降りて登り返す。
1時間弱で ”三草山”(424m)に着く。
山頂には地元からの人が休憩していたのでしばしお喋りする。
山頂から12分も下れば畑コースの分岐点に出る。畑コースは最短コースであり、30分もあれば登れる様だ。次は畑コースを歩いて見たい。
天狗岩
地元のハイカーと喋っている内に天狗岩の話しになった。その人の奥さんは地の人で小学生のころには遠足で天狗岩、狼岩に登っていたらしい。その人も天狗岩を見たくて徘徊しているが未だ見付からないとのこと。昨年も探してみたが見付からず、今日は根性を入れて探してみよう。
昭和池には10台近いジェットが来ており大賑わいだが、ジェット仲間の知り合いは誰も来ていない。友達である管理人に挨拶だけして通り過ぎる。
下山
  下山はゆっくりゆっくりで1時間39分。 トータル2時間44分にて三草山を終える
三草コースは展望も良く楽しめるが、鹿野コースは見所が少なく単調なコースであり、天狗岩、狼岩を巡ることが出来れば面白くなると思うが、誰か開拓してくれないでしょうか。
デジカメの進化
  リコーR4に面白い機能があるので試してみた。 看板とかを撮影すると台形に写ることが多く、
今まではレタッチで修正していたが、それをカメラが自動補正してくれるものである。 設定だけすればカメラ内で補正してくれるので面白い。 メモリーには補正前と補正後のデーターが残るので都合の良い方だけを使える訳だ。
少し斜めから撮ると台形になってしまう。
林道を歩き10分程で分岐点に出る。真っ直ぐ行くと昭和池に出てしまい、右に行くと岩峰への登りとなる。表示によると登山口から山頂までは2.4kmの距離だ。
昭和池沿いの道に出ると高御位山で名前を知った
絶滅危惧種の「ササユリ」が咲いていた。
北西方向を見るとデカンショ街道を挟んで数曽寺谷の尾根が見える。
展望が良さそうな特異な岩肌をしており、何時かは登ろうと思いながら未踏である。別荘地周辺の小さな池には今まで見たことが無い程水が溜まっている。
三草コースでの最初のピークを見る。山頂までに4つのピークが出てくる。初めて登った時にはピークの度に山頂と思い、何度も騙された思いをしたものだ。
鹿野コースは穏やかな道ではあるが、雑木で覆われ展望は所々でしか利かない。杉林、桧林より雑木林の方が遥かに気分は良いが・・・
鹿野コースから昭和池を望める箇所は少ないが、見える場所からは昭和池全体が見渡せる。下山は「天狗岩」を探す為に薄い踏み跡にも入ってみるが、場所の検討も付かず、又もや見付けることは出来なかった。
鹿野コースの入口近くの立派な鳥居。10時を過ぎると昭和池からジェットの走航音が聞こえて来た。ハイカーに取っては雰囲気を壊す嫌味な騒音なんだろう。
鹿野コース分岐。右から降りてきてUターンして左の昭和池に向う。
ここはヘヤーピンカーブで距離的にはもったいない感じ。
分岐横の溜池。
失礼と思うがあまり巧くないX−2乗り、親近感を持てる。
蒸し暑い中、低山を歩いていると水に浸かりたくはなるが、何故か今年は山に足が向いてしまうのだが、低山歩きには暑いだけの季節になってしまった。
補正したデータはほとんど長方形に修正されている。
これからはこの機能を活用して行こうと思う。
兵庫100山』   前回とは逆廻りで周回してみる。
みくさやま